2004-01-01-Thu 空も飛べるはず〜新年の瞬間はジャンプで〜

幕張メッセイベントホールにて水樹奈々カウントダウンライブを見る。

会場の規模を知ったときは、どれくらい客が来るか不安だったが、いざふたを開けてみるとほぼ満員。
同じエリアでは他のカウントダウンライブも行われていたが、こちらとはパッと見の客層が明らかに違うのですぐわかった(笑)。
場内の構造は、ちょうど横浜アリーナのそれをそっくり縮小したような感じ。

22:45頃開演。
ギター*2、ベース、キーボード、ドラムスの構成のバンドは北島健二(ヴィッセル神戸におけるラウドルップ状態)を擁するチェリーボーイズ。
女性コーラスデュオ「さちばやし」、総勢14人の大所帯女性ダンスチームがチェリーズJr.(ちょっと人数多すぎ)が周囲を固め、
その他女性5人によるブラスセクションが曲によって加わる。
ステージがかなり高い位置にあり、背景に巨大スクリーンを設置してあるため、遠い席からでもよく見える。

曲目
What cheer?/keep your hands in the air/砂漠の海/White Lie/TRANSMIGRATION /〜MC〜 /Dear to me/
LOOKING ON THE MOON/宝物/throuth the night/still in the groove/ 〜MC〜(新年カウントダウン)/
New Sensation/Nocturne/JET PARK/アノネ〜まみむめ☆もがちょ〜/恋してる… /BE READY! /PROTECTION /Suddenly〜巡り会えて〜/
(アンコール)refrain/POWER GATE/(ダブルアンコールに応えて)宝物(アカペラ)

さすがに夏に初めて見たときほどのインパクトこそなかったが、俺の場合多くのコンサートで感じる「選曲における中だるみ」を感じず、
剛速球の連続のようなボーカルを終始満喫させてもらった。個人的に好きなタイプの曲が揃っていたので
選曲には異論はないが、強いて難点を挙げるとすれば構成。例えば8曲目で今回のキーポイントとなる曲であろう「宝物」が入り、
バックのスクリーンにはこれまでのライブの模様など思い出のシーンがスロー映像で流れるのだが、
これはどう見ても「コンサート本編ラスト」あたりですべきだろう。彼女の場合パワーでは群を抜いた歌唱力を持つため、
真っ向勝負し過ぎて単調になる傾向があるのは事実だ。今回とまったく同じ曲目であっても、
並べ方を変えるだけでより一層ドラマチックになったのではないだろうか。
それと展開の切り替えの「間」が変に空きすぎる傾向があるので、その辺の段取りをもっとスピーディーにしたほうがいいし、
衣装替えも少なくしたほうがいい。

しかし、アンコールで天使の衣装をまとったナナチャーンがステージの真っ正面から登場し、
妙に広かったPA&モニターコントロールブースに特設されたせり上がりの上で歌う… という演出は素晴らしかった。
会場後方の客に対してもとても良いサービスだと思う。遠くのステージ上では大きく見える彼女が、間近で見ると小柄だった。
この辺の印象の違いも面白い。

「色白の加藤鷹」といったルックスの北島健二は、腹筋の割れた素肌にベストをまとい、
素人目にも実力派揃いのバンドメンバーの中でも独特の存在感を放っていた。こちらでもふれられているが、
「北島健二が演奏する曲に乗って会場がPPPH」というのはものすごくシュールだ(笑)。

変な感心の仕方かも知れないが、声優系のコンサートは基本的に客の行儀が良いので、
「せっかく楽しかったのに会場の外で客と警備員がモメるのを見てすっかりダーク」
「せっかく楽しかったのに客同士がケンカしているのを見てすっかりダウナー」ということがほとんどないのが良い。
自分にまったく関わり合いがなくても、ああいうものを見ると心が曇ってくる。それが嫌なのだ。でもそれがない。
例えば今回のライブでいえば、アンコールでステージ上を左右に疾走しまくっていたナナチャーンが、
かぶっていたベースボールキャップやタオルなど身につけていた物を客席に投げていたが、
アイドル慣れした俺からするとこれはすごいことだ。投げられた先の客席でモメた様子はなかった。
天使の衣装のままステージへ戻るべく、会場中央の狭い道を進む彼女のガードはあまり厳重ではなかったが、
そばを通り過ぎる彼女にがっつこうとする奴もいなかった。
メジャーアイドル側は客を性悪説でとらえているが、声優、少なくとも水樹奈々サイドは客を性善説でとらえていると思った。

ただ、客の応援スタイルがサイリウム一辺倒で、本来なら手拍子やかけ声で占めるべき曲でもそれが少ないのには
ちょっと違和感があった。「言われなくても普通そうするだろう」という局面で自発的に行動する姿勢がファンにもっとあると、
もっと素晴らしいコンサートになると思う。

このように不満な点も少々あるものの、それは期待込みのものであり、とにかく精神衛生上すこぶる良い環境での2時間超のライブだった。

_ プロレス的に考えて勝つかと思っていた曙が勝てるほど甘くなかったが、アメリカ国歌をハーモニカで演奏した


スティービー・ワンダーには驚いた。アメリカからのタイソンの中継に付いていた長谷川京子のメイク法はブサイクにも程がある。
ゲストの魔娑斗や柔道の古賀のコメントには好感が持てた。 猪木祭りは村上の表情作りのうまさに尽きる。青山ちはるとはどうなったのか。

_ ということで今年もよろしくお願いします。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]
_ 璃美導山 (2004-01-04-Sun 01:04)

村上のあの目つきでお腹いっぱい、とまではいいませんが、大方勝ち負けは見えてたので映像の「オレがモラル」とか一発目が効いてないフリのアクションあたりは、十分見ごたえありました。

_ mu (2004-09-18-Sat 05:50)

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