2004-07-31-Sat ファルセットの音程加減からして高島礼子はたぶん音痴

_ ハロプロ昼(代々木第一体育館)−水樹奈々(ZEPP TOKYO)とコンサートの移動。

ハロプロ会場周辺は、変なカッコをしたヲタ、イリーガル露店など百鬼夜行系の面白さがある。
ご存じのように、7/31・8/1の二日・四公演で辻加護はモーニング娘。を抜けるわけで、それを強調したウェットなものになるかと思いきや、
目前に迫ったWとしてのツアーもあるため、少なくとも本日の昼公演については、明るくさわやかな前向き感が漂っていた。全曲目はこれ参照。

皮切りに登場したのはあやや。ソロ歌手としての貫禄ではやはりハロプロ随一。
次にメロン。大谷が中島美嘉もどきになっていた。歴戦の勇者というか、古参兵的なしたたかさが光る。
保田さんがセンターという、「山本功児が巨人の四番」的なメンツでの「淋しい熱帯魚」。俺の中では「最近の曲」だが、実は'80年代だ。
キッズ、ベリ工に関しては、「今が人生のピーク」でないことを願ってやまない。
いいらさんのソロに関して“「歌謡びんびんハウス」のエンディング”という表現があったが、まさにそんな感じ。ヲタ受けは悪そうだが、個人的には好きな曲。
NHK「歌謡コンサート」に時々出ているため、実は高齢層には最も知名度が高いのではないかと思われるゆきどん。
MCに他者の視点がまったく入らない(笑)なっち。新曲は打って変わって変に明るい曲。写真週刊誌あたりにパンチラ(対策済み)が載りそうな振り付け。
中澤さんの曲はじっくり聞くと味が出てくるタイプなので、大会場を煽るにはちょっと不向きか。
つんく作だけど湯川れい子作詞臭、ケントス臭、オールディーズ臭漂うカントリーの新曲。実質的にミキティの独壇場。
実は今回俺が最も熱くなったのがWの「サウスポー」。リアルタイム世代ゆえ何度となく耳にしてきたが、
メロディー、世界観、ほぼ原曲に近いアレンジなど今さらながら完成度の高い曲だ。ガッタスの応援は、野太い声で合唱するとカッコ良さそう。
ごっちん。ブレット・ハートのコスチュームと同じ色づかいの衣装がカッコいい。新曲はリフがカッコいいもののあまりキャッチーではないのがちょっとアレか。
見過ごしがちだが、今の彼女は動きにキレがあり、体をかなり作ってきている気がする。
モーニング娘。が大会場のステージに揃うとさすがに壮観だ。グルーブの塊といった「かしまし」での場内との一体感。
次世代の娘。は、ガッタス痩せ(一時期と比べて絞れていたと思う)した吉澤体制になるような印象。もはやモーニング娘。は、誰が抜けて誰が残ろうが
有機体として生命維持できるわけで、戦力的にはさほど変化はないのだろうが、「お茶の間の人気者」的なイメージが最も強く、
一般人にもとっつきやすい辻加護がいなくなると、絵的に地味になってしまいそうだ。正直5、6期メンバーの人気はヲタアニメ的な人気だと思うし、
辻加護は「サザエさん」「クレヨンしんちゃん」といったアニメ的だと思う。 とにかく、「悲壮感」「浪花節」じゃない締めくくりだったのはとても良かった。

_ 水樹奈々今ツアー俺的サプライズ。

バックバンド・チェリーボーイズの新ドラマーに、元ジュディマリの五十嵐公太。人件費高騰(笑)。
来年の1/2に武道館でコンサート決定。ちょっと心配。逆に言えば希望者は全員チケット取れそうだが。

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_ Kwonji (2004-08-03-Tue 00:26)

私も1日夜には代々木体育館にいました。ただし、観客席にはいませんでした。かといって外でうだうだしていたわけでもありませぬ(笑)。

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