ハーフ同士でもある川村ティナだそうだ。川村といえば思い出すのが、火曜サスペンス劇場の名作の一つとされる「可愛い悪魔」。
大林監督で、サスペンスというよりもむしろホラーに近いこの作品の主役、ダミアンのような女の子を、子役時代の川村が演じていた。
俺も土曜正午からやっていた再放送で見た記憶があるが、非常に後味がイヤ〜な感じだったのを覚えている。
今の火サスはリアリズム・生活密着路線一筋だが、以前は例えば入江若葉の化け猫ものだったり、からくり屋敷が特撮ミニチュアの「乱れからくり」だったり、
ホラー・ファンタジーチックな味わいを持つ作品がしばしばあった。火サスついでで思い出したのは、第二回放送作品の「消えたタンカー」。こちらは普通にサスペンス。
タンカー部分の演出が特撮でなされていた。殺し屋役の山本昌平（ギルーク司令官）が異常に怖かった。
