2004-01-31-Sat スコーピオンズの「ヴァージン・キラー」のジャケ写は今のご時世では奇跡

_ 録画してあったファミリー劇場「特捜最前線/痴漢になった警官!」を見る。

津上刑事(荒木しげる=ストロンガー、超人ビビューン、フォー・セインツでは志賀ちゃんと仲間)の警察学校時代の同僚警官三浦(水森コウ太、
岡本信人の廉価版といったたたずまいで、昔のドラマではいつもコミカルな役)が連続殺人犯の疑いをかけられ、無実を信じる津上が活躍する話。
津上が熱いためそれにほだされてしまうが、変な描写が多い。ブラジャーを拾って悶々としたり、
客観的に見て殺人犯と思われても仕方のない行動をする三浦を津上がかくまったりする。
三浦はかくまわれている身分のくせに出歩き、そこでさらに殺人に出くわしてさらに疑いを深めたりもする。
三浦だけでなく津上もクビにされても仕方ないだろう。それをマスコミにかぎつけられた上司の神代課長(二谷英明)が記者会見を開くが、
そこに乱入してきた津上は、記者たちの厳しい追及に対し、「あんたらブラジャーにさわってみたいと思ったことはないのか」
「俺も街を歩いている女の子を押し倒したくなることはあるがそうはしない(なぜならこれが良識ある人間だから)」
などとズレた熱弁をふるう始末。当然ながら三浦は犯人ではなく、「どうせ俺なんか」的屈折した青春を送る別の男が犯人なのだが、
真犯人逮捕後、何もなかったかのように以前の勤務に戻る三浦というのもすごい。被害者たちと同じテニスコートの常連にドクターポルター。
俺が「特捜〜」を本格的に見始めるのは叶刑事登場以降なので、それより古い作品のギラギラ感はある種新鮮である。
紳士的なイメージの強い紅林刑事(横光克彦)が実は結構やさぐれていたりするのも面白い。

_ いつまで残っているかわからないが、こないだの「TVチャンピオン」のごっちんヲタ

_ 先日WOWOWで放送された映画版「必殺」の5作目「黄金の血」を見る。

公開当時、親戚から松竹の株主優待券をもらい、それを利用して、Qlairのメルパルクホールでのコンサートの前に映画館に寄って見た作品。
記憶喪失で教祖様な薄幸のヒロインに酒井法子(若い、眉太い)。金相場を高騰させ暴利をむさぼる一味と仕事人一味との抗争。
妙に鍛冶屋の政(村上弘明)が重用されているのがちょっと変。尾崎&キューティー、ホタテマン、蛾次郎など
ちょい役仕事人が多数登場するが、単に顔見せ程度なのでもったいないし、アクションが多い割にはカタルシスは少ない。
三田寛子の夫の橋之助がやった役を、ムキンポでスキゾーこと山本陽一がやったり、片岡孝夫がやった役を喜多嶋舞の夫の大沢幹生がやったりしている。
山本陽一の使う武器(鋼を発射する銃)が単発式からマシンガンへと進化しており、スケールは全然劣るしそこまですごくないが、
004やガンダムヘビーアームズ系の連射シーンには萌える。悪者の先兵として仕事人と戦う地獄組は、コウモリを操って人を襲わせるが、
作り物のコウモリの飛び方が鳥とまったく同じなのが残念。本物のコウモリは、見ていると目が回ってくるような飛び方だぞ。

_ ふたつある公式サイトのいずれも情報不足(というか、かゆいところに手が届かなさすぎ)の「グランセイザー」。

インパクター・ルシア役は表情によってはかわいいので、彼女を正義の側に入れたほうが良かったと思う。
変身後のデザインも、グランセイザーよりインパクター(特にロギア)のほうがカッコいいのはどうか。
刑事役で「サイバーコップ」のサターン役が出ていたのには萌え。新しく登場する超星神(厳密には違うが)はどうせ敵メカだろうと思っていたら
案の定そのとおりで、デザインはトランスフォーマーみたいだ。
普段の職業は警察官役のトラゴスが「殺すんなら俺から殺せ」的に立ちはだかって本当に殺されそうになる、という描写は一種新鮮だった(笑)。

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_ イセアカフク (2004-01-31-Sat 17:47)

たしか、叶にも別の話で『皆さんはポルノ雑誌読んだ事は無いんですか?読んだだけで犯罪者ですか?』みたいなこと言わせていた記憶が・・・(笑)「東京殺人ゲーム地図」だったかな?>津上の熱弁