文面のとおりだとすると、年齢のせいだろうがメンヘル系なのかも知れない。
それはさておき、この手の事件のたびに思うが、親しい人間をたやすく売るヤツがいるものだ。こういう本を見る俺みたいなのがいるせいか。
最近ファミリー劇場などでも放送。ちなみに、とちぎテレビでも横溝シリーズを放送しているようだ。俺は本放送当時小学生だったが、
毎週土曜の22時からこの番組を見ていた。「全員集合」〜「Gメン’75」〜「横溝」もしくは「ウイークエンダー」の順。
その後場合によって「今夜は最高!」が入ったりもした。「子供は夜9時までに寝る、でも週末と大晦日は特別」だった時代だ。
成長してからはまったくなんともないのだが、小学生の身からするとこのシリーズ(と、時折テレビの映画劇場で放送される横溝映画)は
必要以上に怖く、ここで得たエログロ系への免疫が俺にかなり影響を与えている。映画「悪魔の手毬唄」の、
ワイン蔵と滝壺と峠の鉄瓶のシーンで子供時代オギオギしたのは秘密だ。「犬神家」は映画版のほうがザ・マスク・オブ・佐清の
キャラとしてのインパクトは強いし、画面のレイアウトの美しさも見事ながら、テレビ版のマスクのほうが緻密かつ不気味。
映画版マスクは作りがチープ(レザーフェイス型)で、目や口の部分から焼けただれた皮膚がかいま見えるストレートなホラー風味だが、
テレビ版は眼球の瞳部分など最小限にしか穴がなく、能面のような表情。ウエットスーツのマスクのように後頭部から顔の縁を覆うパーツに、
顔の部分を覆うパーツを貼り付け一体化したタイプ。
犬神家事件のすべての発端はエロじじいの本能むき出しの行動。罪深いことだ。ちなみに大槻ケンヂのソロアルバム
「スケキヨ」と「アオヌマシズマ」の元ネタは犬神家。
一応リンクはったんですけど、どうなのかなー。