2003-06-01-Sun ソル・ナシエンテとソル・ノチェセル 〜サンライズ・サンセット〜

_ 神奈川県民ホールにて、ごっちん(後藤真希)コンサート昼の部(15:30〜)を見る。

そう何度も来たことがあるわけではないが、好きな会場である。まずロケーションがいい。
駅から遠いが、たどり着くまでに横浜を代表するいくつもの建物を見られる。東京の会場よりも広場が広いし、ロビーも広い。
特に三階ロビーの窓から見えるみなとみらい地区は絶景だ。
開演前に山下公園に寄ってみたところ、たまたま20人乗りのボートレースをやっており、ダイナミックで予想外に面白かった。

赤と金色をベースにした、インドの宮殿のようなセット上でコンサートがスタート。中央上に大画面モニター。
相変わらず客席のできあがり度は高い。サイリウムの花があちこちに咲く。
昔なら「真希ちゃ〜ん」となるところだったであろう客席からのコールは終始「ごっちん」。

俺にはソロになってからの彼女のほうが明らかに生き生きしているように見える。彼女の曲にはダンサブルなものが多い。
メロン記念日がナビゲートしている局面以外はずっと出ずっぱりで、肉体的には娘。時代よりハードなのではないかと思うが、
「心ここにあらず」というシーンがしばしば見受けられた娘。時代と比べ、自覚的・積極的にやっている姿勢が伝わる。
彼女の持ち歌には大きく分けて哀愁系と前向きポップスがある。個人的な趣味を言うと、哀愁系の一層の充実を希望。
時代のせいか打ち込み強調サウンドのものが多いが、ゴッキーあたりの書いた曲をバンドサウンドでやってくれると俺は嬉しい。
バックダンサー・司会役・さらに自分たちのステージに大活躍したメロン記念日のバイプレーヤーぶりも味があった。
彼女たちの今の曲は「ケアレス・ウィスパー」(「抱きしめてジルバ」でも可)みたいだ。むらっち萌え。

メチャクチャにすごかったというわけではないが、いい感じのトーンでまとまっており、ごっちんへの好感度が増す内容だったと思う。
当初ヲタの絶叫やコスプレ(ゴツい男ファンが「うわさのSEXY GUY」なカッコをしていた)にカルチャーショックを受けていた
俺の前の列の小学校高学年らしき女の子のトリオが、コンサートが進むにつれヒートし、最後はとても楽しそうだったのが印象に残っている。

コンサート終了後、ランドマークプラザ内で行われていたララルーのイベントへ移動。
時間をちょっと気にしながらイベントをはしごするというのは久しぶりだ。なんだか昔の新鮮な気持ちを思い出した(笑)。
昨日に引き続き、後ほどまとめてアップ予定。横浜にもっと詳しくなろうなどとも思った。