_ 「ミュージックステーション4時間スペシャル」の前半を見る。

俺にとっては前半を見れば後は不要である。理由はここを見ているであろう人の多くとおそらく同じ。
最近の歌番組は、歌自体よりトークの部分のほうが視聴率が高いらしいが、
正直、話すことのプロではない多くの歌手の、どうでもいいような世間話（酒飲み友達がどうとかそういうの）
は面白くないことがほとんどだ。俺は歌だけ披露してくれればそれでいいというタイプなので、
セッティングのつなぎのための必要としてのみトークが存在する、この特番のたたみかけるような 構成はとても心地良い。

以下は俺個人の完全な主観なので違うという人も多々あろうが、最近つんくが作る曲は、歌手の力に頼りすぎている気がする。
つんくの場合、裏方に徹しきっていない作り方が芸風なのだが（本意ではないのかも知れないけれど）、
そのあり方がどうにも中途半端なのだ。職人芸的王道ではないし、往年秋元的狙いすぎなあざとさでもない。
最近の彼の作品は、車田正美でいうと「リングにかけろ」「聖闘士星矢」では絶対になく、「風魔の小次郎」…　いや、「男坂」だ。

本人のエンターテイナーとしての資質はすごいのに、あややの曲は俺には今ひとつ突き抜けるものが感じられないし（「桃色〜」は良い）、
ミキティのそれも同じような印象である。
ソニンたんのもこぢんまりとまとまりすぎている感じに聞こえる。どうせ暗くするなら、リスナーをどん底へたたき込むような曲調にしてほしい。
好みの問題だから四の五の言うな、と言われればその通りなので返す言葉がない。

さて、一度休むと二度と動けなくなる不安もあろうが、充電したほうがいいんじゃないだろうか。つんく。

_ 「Sportiva」の、格闘技系グラビアにＲ．Ｃ．Ｔ。

腕ひしぎ逆十字、ヒザ十字、ヒールホールド、チョークスリーパーを、菊田早苗指導の元にメンバー同士で実演。
衣装衣装したカッコで技をかけている絵はちょっと変だ（笑）。
がんばってるなと思いつつ、唯一難点を挙げるなら腕ひしぎのかけ方。相手の手の甲が下になるようにかけているのだ。
完璧に極めたいのなら、相手の親指が上になるように（手刀の部分が下）かけないといけない。
自分で試してみるとわかるが、手の甲が下のバージョンだとムダに力を使うことになってしまうぞ。

_ 神保町で右翼の街宣車が「ラブユー東京」をかけながら走行。

以前、池袋で谷村新司の「群青」を流す街宣車を見たときは、泣きのあふれるメロディに違和感を感じつつ、
まあ、そういう内容の歌だからなと納得ができたが、今回の選曲はちょっと狙いすぎ（笑）。