海外のヲタが作った戦隊として有名なのはこの「フランスファイブ」。お国柄は違うがモチーフの選び方などは「大日本」と同じ(笑)。
フランスファイブはマスクがきちんとしている時点で既に合格なのだが、何より音楽の出来が良い。特にBGM。
このあたりはあらゆる自主映画作家が見習うべき点だろう。
日本で自主映画のヒーローものをやろうとする人は、とかく「設定」「セリフ」といったあたりにばかりこだわる傾向があるようだ。
要するに自分が好きな特撮作品をそっくりそのままリメイクしたがっているわけである。
その結果として独りよがりな世界観・ぼそぼそと聞き取りづらいのに観念的なセリフばかり多いといった弊害が生まれる。
テンポを良くし、セリフが明瞭であれば面白さというものはある程度自然発生するのだから、「他人に見せるための技術」こそ磨くべきだ。
お国柄という話でいえば、俺は以前テレ朝でもやっていた「パワーレンジャー」を見てどうも水が合わなかったのだが(実質準日本製ではある)、
アメリカなど我の強い印象を与える国は、どちらかというと穏健な理想主義の賜物である様式美系ヒーローをやる必要はないのではないか。
逆に言うと映画の「バットマン」のような屈折ダーク系ヒーローはアメリカでしか作れないだろうし。