2003-06-15-Sun 困ったときはビスコンティ

_ タワーレコード渋谷店で本田美奈子のアルバム発売記念イベントを見る(6階クラシックフロア)。

どうもこの店は地下のライブスペース以外でやるイベント告知にはさほど力を入れていないようで、事前情報を知らなかったら、
たとえその時間帯に店に居合わせたとしても、イベントをやっているということにすら気づかないのではないかと思うほど。
同時間帯のジャズのフロアでも別のイベントが行われていたようだ。

という感じで、今日は昨日と比べると客は少なく、トータルで50〜70人くらいの入り。昨日と同じ顔が大半(笑)。
司会は昨日と同じ人(アルバムのプロデューサーだとか。でも俺がイメージするふんぞり返ったプロデューサー像とは程遠い普通の人)。
昨日よりさらにまったり感のアップした進行。レコーディング秘話などを織り交ぜながら。本田さんの今日の衣装は、
シャンパンゴールドをアンバー寄りにしたワンピースの上に、シースルーの天女系貫頭衣。「魅せられて」かウルトラマンAのアプラサールといった雰囲気。
曲目は基本的に昨日と同じだが、4曲目が彼女の作詞による「タイスの瞑想曲」に変更。「ジュピター」がなくなり、ラストが「タイム・トゥー・セイ〜」に。
ちなみにアルバムの11曲目を作詞している「森寧子」(もりねいこ)は、作曲者のモリコーネをもじった岩谷時子の変名だとか(笑)。
会場自体のまったり感が増したのと聞く俺の耳が慣れたせいもあり、昨日よりさらにリラックスして楽しめた。
王道系映画音楽・クラシック・スタンダードといったものに対してこの要素を求めるのは酷かも知れないが、
なんつーかこう、「熱く燃える系の曲」があるともっと良かったのではないかと個人的には思う。

妙に気になったが、会場にどう見ても芸能人であろうと思われるオーラを持った若い女性(だが誰かはわからなかった)がいた。
本田側スタッフらしき人と話をしていたようなので、おそらく確実に関係者なのだろう。ただ今時の若い子のカッコをしていたので、
明らかに一般人とセンスが違う(いい悪いではなく)ことが多いクラシックの関係ではないと思われる。

_ 阪神・下柳には背番号42がとてもよく似合う。水島マンガの味のある脇キャラのような存在感だ。