サウスポー。こういう名前をつけるからには、本来なら全員が左利きであるのが普通だと思いますが、
実は左利きなのは二人らしく、ネーミングにやや無理があるかなとも(笑)。以前、芳賀書店(神田古書店ビルのほう)で
サウスポー写真集が叩き売りされており(500円とか)、迷った末買わなかったことを今さら悔いています(笑)。
プロレスヲタ上がりのスター選手ビリー・キッドマンのインタビューで、得意技シューティングスタープレスについて語っていた。
彼は「流星のイメージから名付けた」(要約)と言っていたものの、インタビューの中で彼のフェイバリットレスラーとして
獣神サンダーライガーについてふれており(ライガーのアメリカマットでの映像つき)、
「ライガーがやっているのを見て自分でもできると思った」と言っている以上、ネーミングについても
ライガー(側)がオリジナルであることについてもふれるのが筋だと思うのだが。
おそらく団体がそう言わせているのだろう。
脇固め=フジワラ・アームバー、ブファドーラやラ・ケブラーダ=アサイ・ムーンサルトと呼び、延髄斬りはそのまま「エンズイギリ」
(カラオケやスキヤキ、フジヤマと同じ)だったりするのに。そこらへんがアメリカ文化なのだろうか。逆だったら怒るくせに(笑)。
'93の暮れ〜'94年新春にかけての公演以来ずっと見ており、こうなったら地獄の底まで見続ける覚悟だ。
基本的に子供がターゲットである以上、一定の周期でファンが入れ替わることを念頭に置いているのか、
今のは昔からの延長線上にあるわけではなく、ストーリーのリセット→進行、が繰り返されているわけである。
昔に比べ、主役が黒木マリナになってからのシリーズで感じるのは、カタルシスの決定的な不足。
頂点まで達する前に強引に片を付けてしまうので、「え?もう終わり?」といった気にさせられてしまう。
ゲッツー崩れの間に入った得点(しかも全得点がこれ)で勝負がついた感じ。
以前のシリーズでは、キャラが途中で死亡→超越的な力であっけなく復活、というのを使い過ぎ、
子供向けとしてこれでいいのかと思うことも多々あったが、そういうのを避けようとするせいなのだろうか。
でも、それとストーリーのカタルシスとは両立しうるはずだ。
セラミューの基本パターンは、セーラー戦士一派、目的のため力を必要とするゲリラ系グループ、さらにこれらふたつと敵対する
悪の象徴のような巨大勢力の三つ巴となることが多い。で、途中でセーラー戦士とゲリラ系グループは志が同じであることがわかって団結、
巨大勢力を倒す… という展開である。このラストの大バトルに、えも言われぬカタルシスがあったのだ。今のシリーズではこの辺がちょっと甘い。
さらにセラミューで時折気になるのは、脚本家の造語なのかキャストの誤読か、「意味は通じるがそういう言い方しないだろう」という日本語。
今回で言えばムーンのセリフに「見ほれる」(←これは俺の聞き違いかも)、「分(ぶん)を心得なさい」(要約)というのがあった。
前者は「見とれる」でいいだろう。後者は「分(ぶ)を『わきまえる』」というべきだ。
これでもかこれでもかという大げさかつクサい曲調、高年齢ヲタとシンクロする詞を堪能できる数少ない場所であるだけに、
カタルシスにつながる要素を大切にしてほしいと個人的に思う。毎回楽しみにしているアドリブの「ずるさ」は相変わらずで良い。
新タキシード仮面は、新マンをリメイクした暁には郷秀樹役に推薦したいと思った。握手会で間近に見た新ウラヌスは松本明子に似ていた(笑)。
かなり大昔に西ドイツの刑事ドラマ「刑事デリック」が、テレビ神奈川で放送されていたのを見て以来のドイツ物である。
警察の特殊チームの隠密な活躍を描いたもの。画面の印象は「ザ・ハングマン」と「キャッツアイ」と「ミッション・インポッシブル」を混ぜたふう。
アメリカドラマの文脈が染みついているせいもあってか、そのテンポに違和感がある。さらに言うとアメリカ物と比べ、全体的なトーンが終始暗い。
そういえばイギリスの「心理探偵フィッツ」もどんよりした感じだった。
アメリカ物の暗さはグランジ・オルタナティブ系という感じ、ドイツのはスコーピオンズの曲調チックなマイナーコード(変な表現だが)、濡れた感じ。
ちなみに彼らのアルバム「ヴァージン・キラー」のジャケ写は、モラル上日本以外だと違うものに変えられている。
アメリカドラマは殺人現場や死体の描写はエグいが、射殺以外のシーンはあまり細かく描かれないのに対し、「コペルニクス…」では、
殺人者が女性を倒し、背中をメッタ刺しにする場面が引いた画面で淡々と描かれていたりする。
確か、センターにいた川村ひかるが右利きと言う本末転倒なグループ>サウスポー
みほれる 【見惚れる】 <br>http://jiten.www.infoseek.co.jp/Kokugo?pg=result_k.html&col=KO&qt=%B8%AB%B9%FB%A4%EC%A4%EB&sm=1<br>みとれる 【見蕩れる】 <br>http://jiten.www.infoseek.co.jp/Kokugo?pg=result_k.html&col=KO&qt=%A4%DF%A4%C8%A4%EC%A4%EB&sm=1<br>でも「みとれる」の方が用例としては近いように思います。