主人公の大門正明が乗るスカイラインの、カドミウムを含んだようなオレンジがかった黄色が狂っていて素晴らしい。
見た人誰もがそう感じるのではないかと思うが、この作品に限って言えばゴジラは割合どうでもよく、
メカゴジラの強さ・「ミヤラビの祈り」がフルコーラス終わらないと復活しないキングシーサー・
男気あふれ気高い科学者の平田昭彦・いかにもな悪役の睦五郎(ずっと「むつ・ごろう」と読んでいたが、
「むつみ・ごろう」が正しいようだ)・たたずまいだけで銭の取れる、髪型が怪しい岸田森といったあたりを堪能するほうが楽しい。
ちなみに「ミヤラビの祈り」のイントロから出だしにかけてはここで聞けるので、興味ある方はぜひ。